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JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社が運営する、JICベンチャー・グロース・ファンド2号投資事業有限責任組合はトレジェムバイオファーマ株式会社（本社：京都府京都市、代表取締役：喜早ほのか、以下トレジェムバイオファーマ）へ出資を実行したことをお知らせいたします。

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トレジェムバイオファーマは、京都大学大学院医学研究科髙橋克准教授の研究成果に基づいて2020年に設立された世界初の歯の再生治療薬の社会実装を目指すバイオベンチャーです。現在、先天性無歯症*を最初の適応疾患として抗体製剤の研究開発を進めています。成人するまでの期間を温存療法で耐えるしかない先天性無歯症に対しては、根治的な治療法の開発が望まれています。一般的な歯の治療法である義歯やインプラントの人工歯に対し、抗体製剤による自己歯の再生は根治的な治療法と成り得る可能性があります。さらに、永久歯の後の第三生歯を発生させることも期待されており、オーラルフレイル（口腔内の虚弱）改善に展開できる可能性があります。

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本投資の意義は、トレジェムバイオファーマにおける研究開発の支援を通じて、歯の欠損で悩まれている方に新しい治療法の提供を目指すことです。歯の健康状態の維持は全身の健康維持にも重要と考えられていることから、健康長寿社会の実現への寄与も期待できます。

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本投資資金により、歯科領域の医薬品の社会実装を加速させるとともに、日本の大学発のバイオベンチャー支援を通してベンチャーエコシステムの活性化に貢献します。

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^{*先天性無歯症：人口の約0.1%に発生する希少疾患で、先天的に6本以上の永久歯の欠損を認める症例}

^{記載されている情報は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。}