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JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社が運営する、JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合は株式会社シェアリングエネルギー(本社:東京都港区、代表取締役:上村一行 / 以下、シェアリングエネルギー)へ追加出資を実行したことをお知らせいたします。
2025年2月に策定された第7次エネルギー基本計画は、2040年度のエネルギーミックスにおいて、再生可能エネルギーの比率を4~5割と定めています。再生可能エネルギーを主力電源化する目標でありますが、その主力は太陽光発電です。政府は住宅向け太陽光発電のさらなる普及に向けて、補助金の導入のみならず、住宅トップランナー制度の導入等、あらゆる手段を活用しています。自治体レベルでは、住宅向けの太陽光発電設置の義務化も始まっています。
シェアリングエネルギーの主力事業は、住宅等の所有者が初期費用ゼロで太陽光発電設備を屋根に設置でき、お得な料金で電気を利用できる「シェアでんき」です。初回投資を実行した2022年4月時点から事業は大きく進展し、現在「シェアでんき」の契約申込数は全国で24,000件を突破しました。現在は大手ビルダーとの連携を通じた新築住宅への太陽光発電の設置や、太陽光発電に蓄電池を加えたサービス提供等を進めています。
本件の投資意義は、太陽光発電の導入による温室効果ガスの排出削減やエネルギーの脱炭素化の支援にあります。さらにシェアリングエネルギーの掲げるミッションは「分散電源の創出によるエネルギーシステムの変革」です。日本全国に分散された電源を束ねることで、社会インフラとして機能する世界が到来する可能性があります。こうしたミッションの実現も支援しています。
記載されている情報は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。