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JIC ベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社が運営する、JIC ベンチャー・グロース・ファンド 1 号投資事業有限責任組合はクオリプス株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：草薙尊之 /以下、クオリプス）への出資を決定したことをお知らせいたします。

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クオリプスは、大阪大学が実施する iPS 細胞由来心筋細胞シートの医師主導治験を支援しており、現在、当該製品の製造プロセスや供給体制の最適化を進めております。昨年夏に竣工した商業用細胞培養加工施設 CLiC-1（大阪府箕面市）では、独自の設計コンセプトを採用することで、再生医療等製品や特定細胞加工物を効率的かつ安定的に大量培養することが可能となっております。

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本投資の意義は、クオリプスを通じ、iPS 細胞由来の心筋細胞を利用した治療法を確立し、心疾患のアンメットメディカルニーズに応えることにあります。心疾患は我が国の死因第 2 位であり、特に重症心不全では深刻なドナー不足等の課題から、新たな治療法が求められております。現在、クオリプスは重症虚血性心筋症を適応症としたiPS 細胞由来心筋細胞シートを利用した治療法の実用化に取り組んでいます。本治療法は、既存の治療法に比べ、①侵襲性が比較的低い、②手術までの待機時間が短い、③品質が安定化できる等の優位性が期待されています。また、クオリプスでは、心筋細胞シートの海外での事業展開を見据え、第 2，第 3 プロジェクトの探索研究を複数の事業パートナーとともに進めています。

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本投資は、クオリプスが取り組む iPS 細胞由来心筋細胞シートの実用化とともに日本のアカデミアと事業会社との連携を促し、日本発のグローバル・バイオテク・カンパニーを創出することを目指しています。

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^{記載されている情報は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。}